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こころといのちの相談支援

更新日:2018年3月22日

全国の自殺者数は、平成10年以降14年連続して年間3万人を超えていましたが、自殺対策基本法に基づく様々な取り組みにより、平成24年以降は徐々に減少しました、
 平成29年は前年より757人減少し、21,140人となりました。しかし、10代だけは増加しており、国際的には6位(特に女性は3位)と自殺率が高い状態です。品川区においても、過去10年間(平成19年~28年)に自殺により失われた命は696人、交通事故の約10倍です。
 自殺は、個人の選択の結果と思われがちですが、その背景には、健康、家庭、職場等の人間関係、過労、失業、生活苦などの問題のほか、家族の状況、死生観など様々な要因が複雑に関係しており、それらの要因により心理的に追い込まれた末の死です。品川区では、自殺に追い込まれることがない地域を目指して、自殺を防ぐ取組みを行っています。

品川区の自殺の現状

品川区の10年間の自殺者数の推移を表しています。
男性は女性の2倍になっています。 全国の10年間の平均でも、男性が女性の2.3倍です。

                                     品川区衛生統計(年齢階級別主要死因分類)より

  H19年 H20年 H21年 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年
     47      37      57      49      60      42      45      46      30      48
     22      30      24      25      29      29      25      21      11      19
総数       67      81      74      89      71      70      67      41      41      67
                                      単位:人

自殺者数 

自殺死亡率にすると、平成23年以降は品川区でも減少傾向にあります。 

自殺率3

  5年間の年代別の自殺者を見ると、40~50歳代が多くなっています。

 年代別自殺者

  一方、10~20代の若者の自殺者数は、全数に占める割合は少ないものの、
 平成28年は全国で2,755人が亡くなりました。他の年代が減少する中、10代
 のみ横ばいの状況です。品川区においても横ばいで、全国との比較では10代
 の自殺死亡率は高くなっています。
  性別で全体に占める各年代の割合を見ると、男性では30~60代が多い傾向
 が続いています。女性は、30代と50代が多い傾向が続き、20代は減少傾向です。

階級別(男)

階級別(女)

自殺で大切な人を失わないために

気づく   いつもと様子が違ったら

聴 く   「どうしたの?」と声をかけて    このような役割をする人を
                                           「ゲートキーパー」といいます。
つなぐ   専門の窓口に相談を勧めて


見守る   経過を気にかけて

                      ゲートキーパー2 

品川区の自殺予防の取り組み

予防啓発
  3月、9月の自殺対策強化月間などに予防啓発を行っています。

1.こころの電話帳
  健康、病気、仕事、お金、暮らし、子育て、介護、DV、虐待、犯罪被害等の相談窓口一覧です。
  保健所保健予防課(区役所本庁舎7階)、各保健センターで配布しています。

こころの電話帳-1


こころの電話帳-2

 2.映画上映会
   品川区の自殺の現状や取り組みの紹介と大切な人のことや支え合いを考える映画作品を上映します。
    平成27年度  「ツレがうつになりまして」
    平成28年度  「しあわせのパン」
    平成29年度  「ポプラの秋」

 3.若者向けリーフレット
   青年期は、進学や就職等で大きき環境が変わる時期であり、様々な悩みが生じやすいこと、また、
  心の病気を発症しやすい時期でもあります。
   悩んだときに相談できるよう、新成人や大学生に進学、就職、交際、金銭トラブルなどの相談先の
  案内をしています。

      若者リーフレット-2
 
  
      若者リーフレット-1  

 4.SOSカード
   
思春期は、他人との違いや人間関係に悩んだり、家庭状況や学力から将来への不安が生じたりする
  ことがあります。悩みを一人で抱え込み、自傷や自殺に追い込まれることを防ぐため、子ども自身が
  相談できるようSOSカードを作成しました。
   区立学校の6~9年生と保護者に、夏休み前に配布し、身近な大人に相談することを伝え、相談先を
  案内しています。なお、教員は子どものSOSのサインに気づき、声をかけて話を聴いて支援をして
  います。
   「相談できる力」を持っていることは、長い人生を生きていく中で様々な困難を乗り越えていく大
  切な力であることから、児童期からSOSの出し方を伝えています。 

                             猫(おもて)

                             猫(うら) 

 ★支援ネットワークの強化
   品川区自殺予防対策連絡会
    
庁内の関係部署、関係機関とともに連携した予防対策や支援に取り組んでいます。

          いのちのネットワーク
 ★人材育成と相談体制の充実
  1.ゲートキーパー研修
   
区職員、教員、区民を対象に実施しています。
  2.保健センターでの相談
  
 専門医や地区担当の保健師、心理相談員が相談をお受けします。
   ◇相談先  こころとからだの相談 平日8時30分~17時
         (1) 品川保健センター(北品川3-11-22 電話03-3474-2904)
         (2) 大井保健センター(大井2-27-20 電話03-3772-2666)
         (3) 荏原保健センター(荏原2-9-6 電話03-3788-7016) 
   

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お問い合わせ

保健予防課 電話:03-5742-9152