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日焼け止め化粧品の上手な選び方

更新日:2013年5月24日

太陽の光と紫外線

地上に届く太陽の光には、目に見える光(可視光線)と目に見えない光(紫外線や赤外線)があります。
日焼けは、主に紫外線によって起こります。

紫外線はUVA、UVBとUVCの3つに分けることができます。UVCとUVBの一部は地上に届かないので、この3つのうち、日焼けの原因になるのは、UVAとUVBです。
UVAには、太陽光を浴びた直後から皮膚を黒くする作用があります。
一方UVBには、皮膚を赤くし、ひどい場合には水脹れをおこし、数日後には皮膚を黒くする作用があります。
また、UVAとUVBには長期間浴びると肌のハリや弾力を低下させる作用があります。

日焼け止め化粧品が紫外線をさえぎる仕組み

日焼け止め化粧品には紫外線が肌の内部に届くのを防ぐ成分が配合されています。
その成分には大きく分けて2つの種類があります。


1.紫外線散乱剤・・・紫外線を反射して日焼けを防ぎます。
<代表的な紫外線散乱剤> 
酸化チタン
酸化亜鉛

2.紫外線吸収剤・・・紫外線を肌の表面で吸収します。
<代表的な紫外線吸収剤>
ケイ皮酸誘導体(メトキシケイ皮酸オクチル等)
パラアミノ安息香酸誘導体(ジメチルPABAオクチル等)
ジベンゾイルメタン誘導体(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン等)


今お使いの日焼け止め化粧品に配合されている成分については、商品本体、もしくは外箱等に記載されていますのでご覧ください。

PAとSPF

日焼け止め化粧品にはUVA、UVBの2つの紫外線を防ぐ工夫がされており、それぞれUVAを防ぐ効果の目安としてPAが、UVBを防ぐ効果の目安としてSPFが表示されています。


PA(Protection Grade of UVA)は、UVA防止効果の程度を「記号」で表したものです。

PA+・・・・・・UVA防止効果がある。
PA++・・・・・UVA防止効果がかなりある。
PA+++・・・・UVA防止効果が非常にある。
PA++++・・・UVA防止効果が極めて高い。


SPF(Sun Protection Factor)は、UVB防止効果の程度を「数値」で表したものです。数値が大きい方がUVBの防止効果は高くなります。SPFは2から50までの数値で表されますが、表示する数値には上限があり、「SPF50+」が最高です。


日焼け止め化粧品は、日常生活においては目的に合わせて、賢く選んで使うことが大切です。
用途に合わせて上手に賢く選びましょう。

日焼け止め

日焼け止め化粧品を塗るときのコツ

PAとSPFは化粧品を1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値です。
1平方センチメートル当たり2mgずつの量を塗ろうとすると、肌が白っぽくなってしまうので、実際に化粧品を使うときは、もっと薄く塗ってしまうのが普通です。
化粧品を塗った後で汗をかいたりタオルで拭いたりすると、紫外線を防止する成分が肌の上でバラバラになり、そのすき間から紫外線が肌に当たるので、日焼け止め化粧品の効果が減ってしまいます。

<ポイント>
日焼け止め化粧品は、ムラなくたっぷり塗って2、3時間おきに塗り直して使うと効果的です。

肌に合う化粧品を選ぶための方法-パッチテスト

初めてお使いになる化粧品が、肌に合うかどうかを判定する方法として、パッチテストがあります。
パッチテストとは、これから使用する化粧品によって、かぶれなどのアレルギー反応を起こしたりしないかどうかをチェックするための皮膚テストのことです。

化粧品は顔に使うことが多いので、パッチテストは顔で試す方がよいと思われがちですが、万一アレルギー反応が起きた時のことを考えて、パッチテストは化粧品が塗りやすく、炎症が起きても目立ちにくい場所で試します。
腕の内側など目立たないところに化粧品を塗り、2日後に赤くなったり、かゆくなったりしていないかどうか確かめてください。
日焼け止め化粧品についても、使う前に必ずチェックしましょう。

日焼け止め化粧品Q&A

<質問1>
化粧水、化粧下地、ファンデーションのそれぞれにPAやSPFの数値が書かれているとき、3つとも重ねて塗ったらPAやSPFは足し算になりますか?
<回答1>
PAやSPFはその製品ごとのものです。単純に足して考えることはできません。
しかし、日焼け止め化粧品は単品で使うよりも重ねて使った方が紫外線防止効果を高めることができます。


<質問2>
海で日焼け止め化粧品を使いたいのですが、どんな日焼け止め化粧品を選べばいいですか?
<回答2>
水や汗に強いウォータープルーフ(耐水性)タイプの日焼け止め化粧品は、肌への密着力が優れているので、海に行くときに使うものとして適しています。


<質問3>
ウォータープルーフ(耐水性)の日焼け止め化粧品を落とす専用のクレンジング(化粧落とし)はありますか?
<回答3>
汗や水で落ちにくいウォータープルーフタイプ(耐水性)の日焼け止め化粧品は、石けんやボディーシャンプーでは完全に落とせないので、通常は専用のクレンジングで落とします。しかし、特に専用のクレンジングが指定されていなければ、普通のクレンジングを使って構いません。
化粧品などのオイルやクリームの成分は、肌に残っていると吹き出物など肌荒れトラブルの原因になりかねません。
化粧品は使った後、しっかり落とすことが大切です。

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品川区保健所生活衛生課医薬環境衛生担当
TEL 03-5742-9137