「AV出演強要」「JKビジネス」問題について

更新日:令和6年4月1日

「モデル・アイドルになりませんか」と声をかけられた、「高収入アルバイト」に応募した。
その後、聞いていない・同意していない、性的な行為などの「写真」や「動画」の撮影を強要されたり、
性暴力やストーカー等の被害を受けた。出された飲み物を飲んだら、薬が混入されていて意識がなくなり、
目が覚めると被害にあっていた。

など若い女性が被害を受ける深刻な問題が発生しています。

これが「AV(アダルトビデオ)強要問題」や「JK(女子高生)ビジネス問題」「デートレイプドラッグ」といわれるものです。
これらはいずれも「女性に対する暴力」に当たる重大な人権侵害であるとともに、
女性活躍の前提となる安全で安心な暮らしの基盤を揺るがす問題です。

多様化する若年層を対象とした暴力「AV(アダルトビデオ)出演強要問題」・「JK(女子高校生)ビジネス問題」等の近年状況も踏まえ、
加害者と被害者を生まないため、この運動をきっかけとして暴力や人権尊重について考えてみません。
まわりの大人が関心を寄せることで、防げる被害があります。

 

被害にあわないために
個人情報を安易に教えたり、その場で契約せずに、冷静に考え、イヤだなと思ったら、迷わず断りましょう。
また、未成年者の場合は、保護者の同意のない契約は原則として取り消すことができ、違約金を支払う義務はありません。
家族や周囲との日ごろからのコミュニケーションと共に、自分自身を守るために正しい知識を得ることが大切です。

*注意*令和4年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引下げられました。
令和4年4月1日から、「民法の一部を改正する法律」が施行され、これにより、18歳になると、親の同意がなくても、一人で有効な契約をすることができます。
18歳になったら、契約は慎重にすることが必要です。

一人で抱え込まないで、まず相談
内閣府男女共同参画局のホームページの啓発サイトでは、事例や相談窓口などを紹介しています。
人を暴力で支配するのは、許されないことです。誰もが当事者となる可能性があり、
社会全体として取り組まなければならない問題です。
あなたや大切な人が被害にあわないために正しい知識を得て、自分と周囲を守りましょう。
             
相談窓口など詳しくは 下記のリンクから、または「男女局 AVJK」で検索し、内閣府のホームページをご覧ください。

4月は「若年層の性暴力被害防止月間」です

4月は、進学・就職など若者の生活環境が大きく変わり、被害に遭うリスクが高まる時期です。
10代・20代に対する性暴力の手口が巧妙になっています。
誰もが加害者にも、被害者にも、傍観者にもならないように、社会全体で性暴力をなくしていきましょう。
お問い合わせ

品川区ジェンダー平等推進センター(人権・ジェンダー平等推進課ジェンダー平等推進担当)
 品川区東大井5-18-1(きゅりあん3階)
 電話:03-5479-4104
 FAX:03-5479-4111

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