旧東海道品川宿に藤沢宿から寄贈された街道松を植樹

更新日:平成26年4月9日

4月9日(水)、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会(会長 堀江新三)が、旧東海道沿いにある北品川1丁目のマンション共有空地(積水ハウス(株)管理)に神奈川県藤沢市の街道松(クロマツ)を植樹した。

この植樹は、同協議会が「街道松をつなぐ」事業として、旧東海道周辺に街道を往来する旅人のための道標であった「街道松」を植えて歴史を感じるまちなみを整備し、また、各宿場まちとの交流を深めることを目的とし、平成5年から行っている。これまでにも11カ所の宿場(浜松宿、三島宿、土山宿、保土ヶ谷宿、袋井宿、大磯宿、御油宿、枚方宿、坂之下宿、関宿、亀山宿)から街道松を譲り受け、植樹した。

藤沢市は、今年9月、東海道シンポジウム藤沢宿大会の開催を予定しており、同協議会の活動趣旨に賛同し、市発展の象徴で市木にも制定されているクロマツを寄贈する運びとなった。

区長は、「宿場の繋がりだけでなく、大森貝塚の発見で有名なモース博士の研究所が藤沢市にあったことから、藤沢市との深いご縁を感じます。この街道松の寄贈を機にますます交流を深められれば幸いです」と感謝を述べた。

同協議会の交流事業担当の長谷山氏は「今後も、東海道シンポジウムの場など機会がある度に、各宿場の皆様に街道松の寄贈を呼びかけ、『街道松をつなげる』計画を推し進めていきたい」と熱く語っていた。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。
※写真については、「しながわ写真ニュース」をご確認ください。写真のないプレスリリースもあります。