120匹が空へ舞い上がる 三木小学校で「こいのぼり上げ」

更新日:平成26年4月19日

4月19日(土)、区立三木小学校(西品川3-16-28、岸校長)で、同校の伝統行事「こいのぼり上げ」が行われ、120匹の色鮮やかな鯉が空へ舞い上がった。

「こいのぼり上げ」は、開校60周年の1983年からPTAや同窓会、地域の方などの協力のもとに始められ、今年で32回目を迎えた。
子どもの日の由来を知り、心身ともに健康になることの大切さを子どもたちに実感してもらおうと、当初、数十匹のこいのぼりから始まったこの行事だが、地域の人から「家に眠っているこいのぼりも一緒に上げてほしい」と寄付されるようになり、在校生が手づくりしたものも合わせて、現在は総勢120匹に。今年も、同窓会や在校生から11匹のこいのぼりが寄付され、新たに仲間に加わった。

こいのぼりを空に上げる役目は同校の6年生37人。在校生の父親たちで組織される「父親倶楽部」やPTA、同窓会など約50人の手を借りながら、全長約120メートル(約40メートル×3本)のロープにこいのぼりを取り付け、空へ勢いよく舞い上げた。

風に舞う120匹のこいのぼりに「うわー、大きくてきれい!」「ジャンプしたら手が届くよー」と、児童たちは大興奮。児童代表であいさつをした水谷 龍さんと小林 巧さんは、「こいのぼり上げに参加できて本当に良かったです」「三木小学校の6年生としての自覚がわいてきました」と空を見上げながら思いを話した。

第1回のこいのぼり上げから参加している、三木小学校同窓会の川邉 副会長は「こいのぼりのように素直にまっすぐ育ちますように」と笑顔で子どもたちに語りかけ、「当初は100匹を目標にしていましたが、今では120匹にもなってうれしい。都心でこれほど多くのこいのぼりが見られるところは他にないですよ」と述べた。

120匹のこいのぼりは、5月9日(金)まで校庭の空を優雅に舞い続ける。

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