「品川駅南地域まちづくりビジョン」を策定

更新日:平成26年6月2日

6月1日、品川区は「品川駅南地域まちづくりビジョン」の策定を公表した。

品川駅南地域は、品川新拠点の一部分を担い、東京のサウスゲートとしてターミナル機能強化が期待される品川駅に隣接する位置にある。
品川駅周辺は、羽田空港の国際化・24時間化やリニア中央新幹線の始発駅整備などを受け、「特定都市再生緊急整備地域」や「国際戦略総合特区」に指定され、地域の位置づけが高まりつつある。

この「まちづくりビジョン」は、地域全体のまちづくりを牽引するため、京急・北品川駅周辺を中心に品川浦、旧東海道、御殿山ガーデンを含む地域を重点検討区域と定め、多様な都市機能の集積を図るとともに、歴史・水辺・緑といった豊かな都市環境が調和する複合市街地の形成を図ることを目的としている。

地元では、平成22年10月に地元地権者、町会長、商店会長、NPO等によって「品川駅南地域の未来を創る推進協議会」を設立し、地域の目指すべきまちづくりの方向性をまとめた「品川駅南地域まちづくり構想」を策定し、区に提言書を提出している。

このビジョンは、提言書の内容を反映したものとなっており、地域の将来像や実現に向けた整備の方向性について、地権者や事業者、行政等まちづくりに関わる多様な関係者の共通指針として、地域全体の一体的なまちづくりの推進、さらなる地域価値の向上をめざすものとなっている。

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