ひらつかホールで避難体験コンサート

更新日:平成26年11月19日

~ショーの最中に地震!火災発生! もしも、に備えて~

もしも、ショーの最中に地震が発生したら? スクエア荏原ひらつかホール(荏原4-5-28)で11月19日(水)、上演中に災害に見舞われた場合を想定した、観客参加型の避難訓練が開催された。

コンサートや演劇などのイベントで使用されることが多い同ホールで、現実に近い状態で避難誘導訓練を行うことにより、スタッフの危機対応能力の向上を図るとともに、より安全な施設運営を目指すことが目的。日頃、観客の対応にあたっているスタッフのみで避難・誘導にあたった。

ご当地ヒーロー「クレイヴァルス」ショーが始まり20分、観客がショーに集中している時に「地震発生」の館内放送が流れ、観客は手荷物を頭上に身の安全を図り次の指示を待った。

「火災発生」のアナウンスで、スタッフの誘導に従い観客や出演者は館外へ避難。
観客は、避難場所に誘導されると、けがの有無やはぐれてしまった同伴者の確認などを行った。またスタッフは、避難誘導のほか、通報訓練や初期消火訓練を実施した。

参加した女性は「町会の防災訓練には参加したことがあるが、場所が変わるとやはりあわててしまった」と話し、別の女性は「今日は訓練だと判っていたから指示があるまで座っていられたが、実際に火災が起きたらじっとしていられないかもしれない。コンサートに行くことが多いので、今日は体験できて良かった」と話した。

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