区立西中延保育園でもちつき会

更新日:平成27年1月9日

区立西中延保育園の1~5歳までの園児91人が1月9日(金)、日本の伝統行事であるもちつきを体験し、つきたてのもちを味わった。

この「もちつき会」は、子どもたちが、日本古来の伝統行事に触れて興味や関心を持ってもらうとともに、もちつきの体験を通して、もち米からもちに変化することに気付き、つきあげることの達成感を感じてもらうことを目的に、毎年実施されている。

もちをつき始める前、ふかしたばかりで粒が残ったままのもち米を園児たちが試食。「このお米がおもちになるんだよ」と職員から説明を聞くと、不思議そうにもち米を味わっていた。

用意されたもち米は、子ども用のもち 約150食分にあたる13キログラム(5臼分)。3~5歳児は、保育園職員に見守られながら、重い杵を振りかぶり「よいしょー、よいしょー」という元気のいい掛け声とともにもちをつきあげた。1~2歳児は、綿をもちに見立てた「もちつきごっこ」を体験。うまく“もち”をつけず、臼や床をたたく子どもも多かった。
 
つきたてのもちは、磯部、みたらし、きなこ、あんこの4種類に味付けされ、園児たちの昼食に。園児たちは、自分たちでついたもちを食べると「やわらかーい」「あまくておいしー」と、満面の笑みを浮かべていた。

また、5歳児たちが「おもちをつきました。たべてください」と言いながら、もちを近隣住民へプレゼント。もちを受け取った島崎文子さん(80)は「いつも保育園から元気をもらっているから、今まで健康に過ごせています。このおもちを食べて、100歳までがんばるわ!」とうれしそうに話した。

この日は、職員の手づくりによる獅子舞も行われ、園児たちは、正月らしい日本の伝統行事を友だちと一緒に楽しむことができた。

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