浜川小学校の児童がジャズバンドと華麗なるセッションを実現

更新日:平成27年6月6日

区立浜川小学校(南大井4-3-27 矢田雅久校長)の児童とその保護者 約600人が6月6日(土)、同校の体験授業として、ジャズバンドの生演奏を体験した。

同校では「触覚・感覚で学ぶ」をテーマとし、児童に文化やスポーツなど様々な形で実際に「体験」してもらうことを重視し、年間約50回におよぶゲストティーチャーによる体験授業を実施。今回、音楽の体験授業として、昨年度に引き続き、“ジャズ教室”を行った。

この日、ゲストティーチャーとして演奏を披露したジャズバンドは、ドラム・ベース・ピアノ・サックス・ギター・ボーカルの6人からなる「ドリームス」。授業の趣旨に賛同し、ボランティアとして出演を快諾。
授業の冒頭、「ジャズは、いつ頃からはじまった音楽でしょうか」などのクイズからスタート。そして、今回、演奏するそれぞれの楽器について「この楽器の名前を知っていますか」と児童に問いかけながら、ドラムで使用する“ブラシ”の説明、ジャズではリズムのリード役となることが多い楽器“ベース”のこと、ピアノでジャズ演奏とクラシック演奏両方を実演し“ジャンルによる音楽の違い”や特徴を伝えていた。
演奏した全ての曲目は、有名なアニメの主題歌や挿入歌ということもあり、子どもたちは、終始、集中して聞いていた。
そして、同校の5・6年生 約120人が、4年生時にリコーダーの授業で習った楽曲「茶色のこびん」を、バンドと見事な合奏を披露。6年生の麥谷 彩花(むぎや あやか)さんは「ジャズとリコーダーで演奏することで、曲の様子がすごく変わることを知りました」と感想を話していた。
最後に、昨年、アニメ映画で大ヒットした有名な曲が流れると、ステージとなった同校の体育館は、子どもたちの大合唱に包まれた。さらに、子どもたちのアンコールの要望にこたえ、アンコール曲「星に願いを」の演奏が終わると盛大な拍手が鳴り響き、体験授業の幕が閉じた。

この日参加した子どもたちや保護者は、素敵な体験授業“ジャズ”を通じ、充実した一日となった。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。
※写真については、「しながわ写真ニュース」をご確認ください。写真のないプレスリリースもあります。