しながわ花海道で鮫浜小学校児童がコスモスの種まき

更新日:平成27年6月10日

区立鮫浜小学校(東大井2-10-14)の児童たちが6月10日(水)、勝島運河沿いの「しながわ花海道」でコスモスの種まきを行った。種まきに参加したのは、全校児童 約150人と東大井保育園の5歳児 17人のほか、指導にあたった、しながわ花海道プロジェクトの永尾章二 代表と地域の協力者 4人。

種まきは、「筋まき」という方法で行われ、ロープを張りながら15センチメートル間隔で深さ1センチメートルの穴を空け、コスモスの種を植え付けた。まき終わると軽く踏みつけ、水をかけて終了。低学年の児童のスコップを持つ手がぎごちなく見えると、高学年の児童が手を差し伸べてサポートする姿も見られた。

種まきを終えた6年生男児は「(低学年の児童たちと)互いに協力しながら種まきができて良かった。2学期にきれいに咲いた花を見ながら、お弁当給食を食べるのが今から楽しみです」と話した。
指導した永尾さんは「しながわ花海道での土いじり、花づくりを通じて、地元に愛着を感じてもらいたい。そして、子どもたちが大きくなったときに、ここへ来て種まきをしたことを思い出して、故郷意識を育んでもらえればうれしい」と思いを語った。

「しながわ花海道」は、平成14年に「勝島運河の土手をお花畑にしよう」を合言葉に、立会川商店街と鮫洲商店街が中心になって「しながわ花海道プロジェクト」を設立し、始められたもの。運河の土手にある1.5メートル四方の区画 およそ1,200区画に個人や学校、企業などが種をまき、春には菜の花、秋にはコスモスなど四季折々の花が道行く人の目を楽しませている。
平成25年春からは、ハチミツの採取活動を開始。西洋ミツバチが、しながわ花海道に咲いた季節の花々からミツを集め、同年6月には、初めてハチミツが採取できたという。

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