大井認知症高齢者グループホームが竣工

更新日:平成27年7月22日

品川区は、区民から寄贈された品川区大井6-20-5の区有地(約275平方メートル)に「大井認知症高齢者グループホーム」が竣工し、7月22日(水)、濱野区長、中川原副区長など関係者が参加して落成式を行った。

同施設は、建築面積130.66平方メートル、延床面積245.89平方メートルの2階建てで、区内13カ所目のグループホームになる。認知症高齢者が住み慣れた地域の中で安心して暮らし続けられるよう、外観は一般家庭のような造りになっている。9つの居室があり、全室にトイレが完備され可能な限りの自立生活を支援していく。部屋は和室と洋室とがあり、入居者のこれまでの生活スタイルを思い思いのままに継続させることができるようになっている。区立施設として、指定管理者の(株)ケアサークル恵愛が運営していく。

冒頭、濱野区長が「家庭的な介護や地域との連携で施設を盛り上げ、有効に活用していきたい」とあいさつ。引き続き、来賓を代表し、大沢区議会議長が「介護を必要とする高齢化が進んでいるため、すべての高齢者が安心して暮らせるまちづくりを目指すうえで、心の安らぎとなる施設となることを期待します」とし、小林大井鹿島町会長が「町会内に認知症になっても地元で生活することができるグループホームを2つも持つことができ名誉である。町会では、若年層の健全育成、防災、高齢者支援に取り組んでいる中、できる限りのバックアップをしていきたい」と祝辞を述べた。

施設は8月から開所となる。

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