品川区内一斉防災訓練を実施

更新日:平成27年12月5日

~ 区長が臨時スタジオから“緊急放送訓練”で初の生放送 ~

東京都(品川区)に震度7クラスの地震が発生したことを想定した防災訓練を12月5日(土)、区内全域で一斉に実施した。

これは、同一の時間帯に区民および防災関係者が、それぞれの立場・状況に応じた訓練を実施することで、防災に対する意識や災害時の行動力を高めることが目的。今回、避難所32カ所、区役所、地域センター13カ所を会場とし、一般区民約4,600人、区職員410人が参加した。

避難訓練会場の一つである区立浜川小学校(南大井4-3-27)では、児童の引取訓練やスタンドパイプを使った放水訓練等を、また、区立山中小学校(大井3-7-19)では、医療救護所の設置訓練等を実施した。

さらに、訓練の一環として、防災センターに臨時スタジオを開設し、ケーブルテレビ品川((株)南東京ケーブルテレビ)の放送を臨時スタジオへの映像に切り替える“緊急放送訓練”を初めて実施した。
冒頭、濱野区長が出演し、今回の訓練を含め、日頃の区民の防災活動に感謝を述べるとともに、区が全戸配布した“わが家の防災ハンドブック”を紹介しながら「今一度、避難経路の確認や、地域の防災訓練に積極的に参加いただくなど、“防災への備え”をよろしくお願いします。区もしっかりと防災に備えてまいります」と伝えた。その他、避難所一覧の静止画や、録画した訓練開始式と災害対策本部会議の様子を動画で放送した。

今後、区では、東日本大震災の教訓等を踏まえ、防災センターを体験型の普及教育施設に全面リニューアルする。平成28年3月11日(金)に「しながわ防災体験館」としてオープンする予定。区民が災害時に正しい行動力を習得し、自主的な防災活動の促進を図る。

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