日野学園で義務教育学校として初の入学式

更新日:平成28年4月7日

品川区立日野学園(東五反田2-11-1 西島 勇校長)で、4月7日(木)、入学式と7年生の後期課程始業式が行われた。

 日野学園は、区内最初の小中一貫校として平成18年(2006)に開校、昨年度末で10年の節目を迎えた。平成28年4月1日、「学校教育法」の一部改正の施行に伴い、新たな「義務教育学校」として位置づけられ新たな時代に入った。

 新入生は、吹奏楽部が演奏する「威風堂々」の曲に迎えられ、1年生93人、7年生154人が入場。ちょっと大きめに見える新調の制服に身を包んでちょっと緊張気味の1年生は、9年生と手をつないで入場。これは小中一貫校時代から続く日野学園伝統の儀式である。

 西島校長は、「今日の入学式には特別な思いがあります。日野学園から始まった小中一貫教育が、全国に広がり、その良さが認められて新しい制度“義務教育学校”ができました。日野学園も義務教育学校となり、新しいスタートをきりました」とあいさつ。新入生にはタンポポの花を例にあげ、「踏まれても、コンクリートの隙間でも逞しく花を咲かせるのは何故でしょうか、それはしっかり根を張っているからです。皆さんも日野学園でしっかり勉強し、根を育てて十分に栄養を吸収してください。そして、タンポポのようにたくましく力強い花を咲かせてください」と新入生に語りかけた。

 来賓として濱野健品川区長は、「日本で初めての小中一貫校が日野学園から始まって10年。大きな節目の年になりました。義務教育学校スタートの年に初めての入学式。大変感慨深い思いをしています。うれしくてたまりません」と語り、1年生には「校長先生の言うように早寝、早起き、朝ごはん、そして交通事故にしっかり気をつけてください」7年生には「これからの3年間は大きく成長する大切な3年間です。しっかりと勉強し、身体を鍛えて成長してください。タンポポのように大きく根を張ってください」とお祝いの言葉を贈った。

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