山梨県水防訓練に品川区が応援参加

更新日:平成28年5月29日

5月29日(日)早川河川敷(山梨県南巨摩郡)で行われた山梨県水防訓練に、区職員8人が参加した。

 山梨県は、水防関係の各機関が協力し、水防工法、災害応急復旧、救助訓練、救護等の技術の習得と地域住民の防災活動に対する啓発を図ることを目的に、毎年会場を変えて水防訓練を行っている。今年は、区と防災協定を結んでいる早川町が会場となったことから、相互の連携を深め緊急時に備えるために今回の参加となった。
 防災協定を締結している自治体が、防災イベントに参加することはあるが、相互の防災訓練に参加するのは23区では初。
 
 開会式で、後藤斎 山梨県知事は「梅雨、台風シーズンを前に、救助技術を向上を図ることはとても意義のあること」とあいさつし、辻一幸 早川町長が「本日は、ふるさと協定及び防災協定を結んでいる品川区から応援部隊が駆け付けてくれます」品川区の応援参加について紹介した。
 訓練は、早川町水防団をはじめ消防、警察、早川町赤十字奉仕団など10団体165人が参加。水防工法、災害応急復旧、救助訓練などを行った。

 参加した区職員は、「積土のう作業」と「木流し作業」に従事。土のう作りと切り倒した木に土のうを取り付ける作業を行った。
 また、区の水防訓練では行うことのない「埋没車両からの救出訓練」や「ヘリによる要救助者救出訓練」等を見学した。
 さらに、救援物資としてアルファ化米や乾パンなどを持参。配給訓練としながわ防災体験館のPRも兼ねて、水防訓練の見学者等に配布した。

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