女性起業家たちのコンテスト「ウーマンズビジネスグランプリ2017 in 品川」開催

更新日:平成29年2月26日

女性起業家を対象としたビジネスプランコンテスト「ウーマンズビジネスグランプリ2017 in 品川」グランプリファイナルが2月26日(日)、品川産業支援交流施設“SHIP”の大崎ブライトコアホール(北品川5-5-15)で行われた。

 品川区では、創業支援を推し進める一環として、2012年から「ウーマンズビジネスグランプリ」を開催。ウーマンズビジネスグランプリ2017 in 品川 実行委員会が主催し、今回が6回目となる。これは、女性の起業の可能性について広く周知し、女性起業家輩出のすそ野を広げ、優れたビジネスプランを発掘して適切な支援を行うことで女性起業家の成功事例を輩出することを目的に実施している。区は、優れたアイデアを持つ女性に区内で起業してもらうため、グランプリ受賞者に継続的なサポートを行っていきながら区内産業の活性化を見込んでいる。

 今年は、全国から78件のビジネスプランのエントリーがあり、書類審査、プレゼン審査を勝ち抜いた8人が、最終プレゼンテーションに臨んだ。中川原 史恵(ちかえ)副区長は「会場に集まった家族や起業家仲間、企業家など多くの人たちの気持ちが化学反応を起こして女性の新しいビジネス展開を支えます。品川区も女性起業家たちの夢の実現を継続的に応援していきます。今日は今までに準備してきたすべてを出しきってください」とファイナリスト8人にエールを送った。

 プレゼンテーションでは、同じママたちを支えるプランや子どもたちの学習や生活を支えるプランなど、女性ならではの視点や感性から着手された8つのプランを発表。8人のファイナリストたちは、発表を終えると起業家の表情を緩め家族や仲間たちの声援に応えた。

 グランプリに輝いたのは、障害児用子供服の製作を手掛けた奥井 のぞみさん。奥井さんは“在宅介護をするお母さんたちに少しでも楽になってもらいたい”“病児服でもおしゃれしたい”をコンセプトにして製品作りを始めたという。
 グランプリを受賞した奥井さんは「プレゼンテーションでは、家族の応援を受けて自分の思いを余すことなく伝えることができました。受賞は、さらに前へ進むための後押しになったので、これからもまい心していきます」と周囲への感謝とこれからの意気込みを語った。

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