【事前】品川区と東京学芸大学が協定を締結

更新日:平成29年6月8日

~ 経済的に困難な状況にある児童の学習を支援 ~

 品川区は平成29年6月12日(月)、国立大学法人東京学芸大学(小金井市)と、経済的に困難な状況にある児童への学習機会に関する協定を締結し、調印式を行う。

 同協定は、経済的に困難な状況にある児童への学習機会の充実を図り、相互の連携・協力体制を強化することが目的。これにより、区における教育機会の充実に寄与するとともに、同大学における教育・研究機能の向上を図る。

 具体的には、今後、区立学校に通う経済的困難世帯の6年生を対象に40人を募集・選考する。9月から年度末まで、同大学の学生が週2回、タブレットを活用した個別学習と、月1,2回程度、土曜日に対面学習指導を行う。また、希望者若干名には、東京学芸大学附属竹早中学校への進路選択の機会を設ける。

 平成26年8月、国の「子どもの貧困対策に関する大綱」制定に伴い、同大学では、「附属学校等と協働した教員養成系大学による『経済的に困難な家庭状況にある児童・生徒』へのパッケージ型支援に関する調査研究プロジェクト」を定め、多角的なアプローチを行なっている。区では、子どもの未来を応援する事業の一環として、学習環境の充実につなげる趣旨から、今回の協定締結の運びとなった。

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