ムサコ出身笠原シェフの「たけのこ汁」 3,000食が1時間余りで完食!

更新日:平成30年4月22日

~「第7回ムサコたけのこ祭り」で無料配布~

 「第7回ムサコたけのこ祭り」が平成30年4月22日(日)、東急目黒線武蔵小山駅前広場ロータリーで行われた。

 武蔵小山駅のある荏原地区は、かつて竹林が広がり、江戸時代にはタケノコの産地として知られていた。駅前ロータリーにあるタケノコを模した通気口や、荏原消防署のシンボルマークにタケノコが使用されるなど、現在もまちにはタケノコをモチーフにしたものが残っている。このことに着目し、地元商店街で構成される「武蔵小山商店街連合会」がタケノコをテーマに、7年前からまちおこしイベントとして開催を始めた。
 
 一番の目玉イベントは、先着3,000人に無料で振る舞われる「たけのこ汁」。調理するのが地元武蔵小山生まれで、今や“破竹の勢い”の和食料理人・笠原将弘さん(「賛否両論」店主)ということもあり、気温が26度を超える夏日であるにもかかわらず、大勢の人が列を作った。

 使用するのは、灰汁(あく)がなくておいしいと評判の千葉県大多喜町(おおたきまち)産のタケノコ。大多喜町から届いたばかりの新鮮なタケノコの他、豚肉や野菜を、大多喜町役場から借りてきた直径2メートルもの大鍋「本田忠勝鍋」に入れ、笠原シェフが豪快に調理した。

 大会セレモニーでは、笠原シェフが「今まで7回もたけのこ汁を作ってきたので、今回が一番美味しくできました。とても暑い日ですが、熱々のたけのこ汁を楽しんでいってください」と笑顔であいさつした。

 駅前広場ロータリーはたけのこ汁を楽しむ人で埋め尽くされ、用意された3,000食はおよそ1時間余りで配布終了となった。両親と来ていた双子姉妹の佑衣(ゆい)ちゃん・佐衣(さき)ちゃん(2)は、タケノコの歯ごたえを楽しみ、両親におかわりをせがんでいた。

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