かむろ坂の桜並木一部リニューアル

更新日:平成30年2月17日

~切られた桜の木は姿を変えて子どもたちへ~

 品川区の桜の名所であり、地元の人たちに愛されているかむろ坂の桜並木。倒木の危険があるとして一部古い桜が伐採され、新しい桜を植栽する「桜植樹式」が平成30年2月17日(土)、かむろ坂公園(西五反田4-28)で行われた。

 式には、かむろ坂に面する第四日野小学校の6年生と、近隣の町会長らが参加。一人ひとりがスコップで苗木に黒土を盛り、ジョーロで水をかけた。

 児童を代表して6年生の男の子が「春に咲く満開のかむろ坂の桜は、私たちのまちのシンボルです。学校から見る桜も最高です。今回、桜の木の植え替えをお手伝いしました。私たちの成長とともに、今植え替えた桜の木も大きくなっていきます。桜の木に負けないように私たちもたくましく成長し、そして私たちのまちを支える人間となれるように頑張っていきたいと思います」とあいさつした。

 伐採された桜の木の枝は、記念の看板に利用。同校の全児童が1年生から6年生までの16班に分かれ、6年生が考えたデザインを元に制作した。看板は同校のプールのフェンスに飾られている。また、桜の木は区がキーホルダーと定規に形を変え、記念品として子どもたちと参加者に配った。

 今後は5、6年生が3月1日(木)・2日(金)の2日間にわたり、伐採した桜の木を使った染物づくりを体験する予定だ。

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