お宝発見・つまみ食いウォークに3200人

更新日:平成18年12月2日

お宝発見・つまみ食いウォーク画像
12月2日、しながわ観光協会主催「お宝発見・つまみ食いウォーク」が行われ、日本有数の商店街エリアである品川区の荏原地区にある商店街で試食をしながら、3200人がウォーキングを楽しみました。

これは、品川区が今年3月しながわ観光協会に委託して策定した「品川区都市型観光アクションプラン」に基づく事業として行われたもので、共催は、品川区・品川区商店街連合会・東京商工会議所品川支部・東京急行電鉄。しながわ観光協会と東京急行電鉄の共催事業は初めてのこと。区外からの参加者も多く、3200人のうち約7割が区外からの来客となりました。

参加者は、参加証のマップを片手に、東急線旗の台駅と武蔵小山駅の間、約6kmにある荏原町商店街、中延商店街、戸越銀座商店街、武蔵小山商店街など22の商店街を巡り、食事や買い物をしたり、要所要所に配された観光ガイドの説明を受けたりしながらウォーキングを楽しみました。

つまみ食い用に、64軒の店先には、シュウマイ、コロッケ、さつま揚げなどの惣菜や、せんべい、ケーキ、かりんとうなどの菓子、お茶など各店自慢のおいしいものが用意されました。

出発地点の旗の台駅前では、女性どうしのグループ、小さい子どもを連れたファミリー、夫婦など、昼前から大勢の人が集まりました。友達で参加した女性は「東急の駅でチラシを見て、ちょっとおもしろいなと思って誘い合って参加しました。私は横浜。この人は千葉から。つまみ食いできてお得な気分」と話してくれました。

ウォーキングが始まると、つまみ食いのできる店頭には早速人だかりができました。出発点に近い旗の台商店街のエスボアこもりでは、油にも材料にもこだわって作ったかりんとうが試食できる。次々手が伸び、「展示が間に合わない」というほど。

荏原町商店街のシャンブレ洋菓子店のシフォンケーキは地元でも人気の店。大きめに切られたケーキを口いっぱいに頬張った人たちは「ふわふわ。さっぱりしてて、おいしい」と好評で、ワンホール650円のケーキをお土産にする人もいました。

中延商店街の肉店では、店主の伊吾田さんが「朝からいくつ揚げたかわかんないよ」という揚げたてのコロッケに列ができました。

大田から来たという老夫婦は「昆布巻きおいしかったですよ。いろんなお店が並んでいて良いですね。それに安いし」と感想を話し、品川の魅力を再発見したようすでした。