しながわ区民公園の梅林でロウ梅が開花

更新日:平成19年1月4日

しながわ区民公園の梅林でロウ梅が開花
1月4日、区立しながわ区民公園(勝島3-2-2)の梅林で、ロウ梅(蝋梅)がつぼみをほころばせ、愛らしい黄色の花を咲かせ、その芳香とともに公園を訪れた人たちを楽しませています。

ロウ梅は、しながわ区民公園管理棟近くの梅林に、およそ10年前に植樹されたもので、これまでは、ヒヨドリが木に止まり、開花する前につぼみを落としてしまうことが多かったのですが、今年は、昨年に引き続き、暖冬のために、つぼみが早く膨らみ、ヒヨドリのいたずらから難を逃れることができ、愛らしい黄色い花を開花させることができました。

ロウ梅は、ロウ細工のように見える花が咲くからという説や蝋月(旧暦12月)に開花するからという説から名前が付けられました。多くの人は、バラ科の梅と間違えることが多いのですが、ロウバイ科に属します。

同公園の梅林では、2つの小高い丘に白加賀、紅千鳥をはじめ、八重西王、玉光、米良など多種の梅が植林されているため、このロウ梅の開花に続いて、これから赤や白などの梅の花を楽しむことができます。

また、同公園内には、アザラシ館やイルカショー、トンネル水槽、そして、アマゾンの巨大魚「ピラルク」などを集めた「世界の大河」コーナーなど幅広い年齢層に人気の「しながわ水族館」もあり、冬の花や野鳥ウォッチングばかりではなくいろいろと楽しい時間を過ごすことができます。