始業式に餅つき(上神明小)

更新日:平成19年1月9日

餅つきの画像
1月9日、品川区立小・中学校では3学期の始業式があり、区立上神明小学校では、始業式のあと「餅つき大会」が行われました。上神明小の始業式餅つき大会は、創立50周年の時から始まり、今年で17回目の伝統行事です。

餅つきはPTAと共催で行われ、保護者が前日から準備をし、当日のお手伝いは父親が20人、母親が40人。用意された餅米60キロが次々と蒸籠(せいろ)で蒸され、学年ごとに用意された計7つの臼に移されると、力仕事はお任せとばかりにお父さん達が張り切って餅米をこねました。

今年初めて餅つきをする1年生は、餅米が臼に運ばれると「お米だ」と歓声をあげ、珍しそうに臼の中を見つめました。杵でこねる様子に「お米がつぶされてかわいそう」などとかわいらしい感想が聞かれましたが、すぐに「お餅のにおいがしてきた」「おいしそう」と期待が膨らみ、子ども用のひとまわり小さい杵で順番に餅をつきました。

5年生位になると、大人用の大きな杵に挑戦。ふらつく子どももいましたが、クラスメートから「がんばれ」と声をかけられ、「よいしょ。よいしょ」の掛け声に励まされて、ひとり10回づつ杵を振り下ろしました。杵が餅に垂直に当たると「パンッ」という心地よい音が響きます。いい音が出た子には「うまい」「じょうず」と拍手も起きていました。

できあがった餅は、豚汁に入れ雑煮風にして食べました。子どもたちは、クラスごとに輪になり、「つきたてのお餅は伸びる。おいしい」「5杯もおかわりしちゃった」と口々に言いながら、できたての柔らかいお餅を口いっぱいに頬張っていました。