しながわ発見お宝探しまち歩きに2700人

更新日:平成19年1月27日

しながわ発見まち歩きの画像
1月27日、しながわ観光協会主催、JR大井町駅、品川区共催、第3回しながわ発見お宝探しまち歩きが行われ、およそ2700人が参加し、陽春の東海七福神巡りを楽しみました。

これは、区内の隠れた観光資源や魅力を再発見することを目的としたまち歩きで「品川区都市型観光アクションプラン」に基づく事業として今年度から始まったものです。

しながわ観光協会と、JR大井町駅「駅からハイキング」の共催事業で、初めてのこと。双方が参加者募集をし、3000人規模の大きなイベントとなりました。スタート地点となった大井町駅には、濱野(はまの)区長も駆けつけました。

今回のまち歩きは、大井町駅をスタートし、北品川の大黒天から大森の弁財天まで、旧東海道周辺にある七福神を巡りながら、周辺のまちなみや文化財を楽しみ、大井町駅に戻るおよそ10km。

都内近県など区外から参加した人も多く、旧東海道では「修理屋さんがあるわ。昔はたくさんありましたけど、懐かしい。タイムスリップしたみたい」などと話しながら、古いまちなみも楽しんでいる様子でした。

東海七福神の1つ、荏原神社(北品川2-30-28)の前では、恵比須様の石像にかかるように植えられた2本の寒緋桜の蕾がほころびはじめ、桃色に色づき始めた枝の前で「満開になったら素晴らしいでしょうね」と記念撮影する姿も多く見られました。

コース沿いの京急新馬場商店街、立会川駅前通り繁栄会、青物横丁商店街の3箇所で、地元の人によるおもてなしとして、甘酒、お茶、淹れたてのコーヒーが振舞われました。また、ゴール地点では、きゅりあん(大井町駅前)を会場に「第7回伝統の技と味/しながわ展」が開催されており、多くの参加者が会場に立ち寄り、会場は、おでんやシュウマイなどのおいしいものに舌鼓を打ち、伝統工芸の職人さんの技に見とれ、工芸品の買い物をする人で賑わいました。

品川区としながわ観光協会では、これまでのまち歩きの検証や、今後の品川観光を語り合う「しながわ観光フォーラム」を3月27日に開催する予定です。