大森夢フェア

更新日:平成19年5月13日

大森夢フェア阿波踊り
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5月13日、大森駅周辺で「限りない夢・未来・大森」をテーマに、大森夢フェアが開催されました。

これは、品川区民と大田区民が協力して開催するユニークなイベントです。この地域は大森駅を中心に発展してきましたが、周辺が区境にあたるため不都合もありました。それを乗り越えて「隣人との関わりを大切にしよう」「若者に夢を与えよう」と、平成12年4月に地元の商店街や町会、企業などが「大森夢会議」を結成し、この催しが始まりました。8回目となる今回は品川、大田両区の区長が新しくなって初めての開催です。イベント数も約50と過去最大の規模で行なわれました。

大森駅前広場の開会式では、大森夢会議・斉藤会長が「品川区民も大田区民も、今日一日大いに楽しんでください。」と挨拶。続いて濱野(はまの)品川区長が「大森夢フェアは品川区と大田区が仲良しの象徴。イベントを通じて、もっと仲良くなりましょう。」と呼びかけ、ステージが始まりました。

ステージでは太鼓、阿波踊り、ソーラン節などが次々登場しました。まず大井権現太鼓同保存会の子どもたちが見事なバチさばきを披露。駅前に元気一杯の太鼓が鳴り響き、道行く人たちの足を止めていました。また、大田区役所職員「くすのき連」による愉快な阿波踊りには、大きな拍手が送られていました。

一方、大森ベルポートでは模擬店やゲームコーナーが多く出展しました。大井消防署による「はしご車の試乗体験」では行列ができ、試乗した我が子の記念撮影をする親の姿も見られました。

会場には大森駅周辺の人が多いのはもちろん、なかでも「もとは品川、今は大田区民」という女性や、「母が大田、娘と孫が品川在住」など自治体単位ではなく、まさに「大森」のお祭り。午後には松原大田区長も駆けつけ、品川区と大田区の区境は終始賑やかな雰囲気に包まれました。