品川区政60周年記念切手「浮世絵品川めぐり」発売

更新日:平成19年8月17日

浮世絵品川めぐり
浮世絵品川めぐり贈呈1浮世絵品川めぐり贈呈2浮世絵品川めぐり・しながわ水族館切手
品川区区政60周年を記念した郵便局オリジナルフレーム切手「浮世絵品川めぐり」が本日発売されました。
発売を記念して日本郵政公社東京支社東京南連絡会の品川南大井郵便局長、南品川二郵便局長、北品川郵便局長が来庁し、切手を入れた額が濱野健品川区長に贈呈されました。

この切手シートは、品川区が品川歴史館に所蔵する浮世絵10点を提供し、日本郵政公社東京支社から地域限定として発売されるものです。
80円切手10枚で1200円。17日から、品川区内特定郵便局(38局)、品川郵便局、大田区内特定郵便局(69局)、東京中央郵便局、新宿郵便局、渋谷郵便局で販売されます。
郵政公社東京支社としては、最後のフレーム切手となります。

浮世絵は、江戸中期から明治中期の作品10点。御殿山の桜や紅葉、潮干狩り、海苔づくり、鈴が森など、東海道第一の宿として繁栄しただけでなく、海に開けた美しい景観に恵まれ、行楽地として賑わい、多くの浮世絵師に愛された品川の特色を現した名品ばかりです。

 歌川広重(初代)「名所江戸百景南品川鮫洲海岸」「東海道五拾三次品川日之出」「江戸名所品川沖汐干狩之図」
 葛飾北斎「東海道五十三次品川 川崎へ二里半」「冨嶽三十六景東海道品川御殿山ノ不二」
 歌川国貞(初代)「汐干景」「御殿山美人」
 歌川国芳「浮世柄比翼稲妻鈴が森の場」
 鳥居清長「美南見十二候六月」
 楊斎延一「東京名所御殿山より品川を望む」

また、品川歴史館と区役所区政資料コーナーでは、同じ図柄の絵葉書(1枚50円)と、浮世絵一筆箋(2種類、200円)も販売しています。
贈呈に訪れた郵便局長と品川区長は「浮世絵の絵葉書に、浮世絵の切手を貼ると粋ですね」などと和やかに話していました。
浮世絵の切手は人気で、既に地方からの問合せもあると言うことです。

なお、しながわ水族館のイルカやアザラシを題材とした郵便局オリジナルフレーム切手シートも、80円切手10枚1200円で好評発売中です。