上神明小学校で伝統行事のぶどう狩り

更新日:平成19年9月4日

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9月4日(火)、区立上神明小学校の屋上にあるぶどう棚で、全校児童が上神明小の伝統行事となる「ぶどう狩り」を楽しみました。

同校には、地上の庭から校舎2階のテラスに枝を伸ばす推定樹齢40年以上のぶどうの樹が2本あり、毎年、2学期始めに、子どもたちがぶどう狩りを楽しむことが、伝統行事の1つとなっています。ぶどうの種類は、甲州三尺。ぶどう棚の広さは幅2m×長さ15mのものが2ヶ所あり、学校のコンポストで作られた肥料で育てられています。

昨年は、天候不順によるためか不作に終わりましたが、記録的な猛暑の今年は、大豊作。中には、およそ40cmの房に、エメラルドグリーンの実をたわわに実らせていました。

ぶどう狩りは、低学年の子どもたちから、順次、1人1房ずつを収穫しました。ぶどう棚に到着した子どもたちは、まず、自分がどのぶどうを収穫するかの品を定め、中には、友だちとかち合ってしまい、ジャンケンで決める子も。

「(蔓が)硬くてきれない」、「こっちの房の方が大きい」「先生、手伝って」という声が行き交い、収穫後は、「妹と一緒に食べます」、「お父さん、お母さん、みんなで」などと、大切に持ち帰りのためのビニール袋に自分の収穫したぶどうをしまい込みました。

味見のためのぶどうを一粒口にした子どもは、「甘くておいしい」とお楽しみのぶどうを手に、嬉しそうに授業に戻り、上神明小学校の2学期は、スタートしました。