獣医師会が動物の飼育方法など指導のために学校訪問

更新日:平成19年10月9日

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10月9日(火)、京陽小学校で、東京都獣医師会品川支部所属の獣医師の皆さんが、飼育委員会の子どもたち18人に、学校で飼育しているウコッケイやチャボ、にわとりなどの飼育方法や衛生指導を行いました。

これは、平成19年8月28日に品川区教育委員会と同支部が締結した区立小中学校における動物飼育支援活動に関する協定に基づいて始められたもので、小山小学校(モルモット)、杜松小学校(モルモット)に続いて3校目の訪問です。獣医師会では、これまでも、会員が個別単位で無料診療などを行うなどの協力をしてきていますが、鳥インフルエンザやSARSなど人と動物共通の伝染病などの発生により、学校での動物飼育に対する保護者の不安払拭などに獣医師会がバックアップして、安心して動物を飼育してほしいなどの思いから教育委員会に申し入れ、全国的には珍しい飼育支援協定を締結しました。

この日は、鳥たちの特徴、小屋の清掃方法、食事の理想的な与え方などを実際にチャボやウコッケイをモデルに指導しました。子どもたちは、「元気かどうかの健康チェックの方法や胃が3つあることを知ることができた」、「チャボのオスとメスの求愛行動とケンカの見分け方がわかって安心した」などと喜び、学校としては、子どもたちが命を預かっていることを実感していくことを期待しています。