大井保育園 新春初釜

更新日:平成20年1月8日

大井保育園 新春初釜
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1月8日、大井保育園で初釜が行われ、年長組の19人がお茶を楽しみました。

初釜とは正月最初に行われるお茶会のこと。大井保育園では、子どもたちに日本の伝統文化にふれ、礼儀作法を身につけてもらおうと、このほかにも年に数回、お茶会をしています。

初釜は和室に園庭のサザンカを1輪活け、屏風、茶道具を並べて、保育園の先生がお茶をたてて行われました。子どもたちは、まず行儀良く正座をして「明けましておめでとうございます。」と一人ずつ挨拶して部屋に入り、お茶菓子をいただきました。用意されたお菓子は、落雁、ゼリー、ぼうろ。

続いて、抹茶は茶せん一杯分と、子どもたちのために少し薄めにたてられました。みんな、お茶をたてる様子に興味しんしんの様子。目の前にお茶が差し出されると「おてまえ頂戴いたします。」と言って抹茶を味わいました。「緑のお茶は苦手だけど。」という子もいましたが、全員残さずに飲みました。お茶をいただくと「結構なおてまえでした。」とおじぎ。

その後、子どもたちは先生から、羽つきの羽や手まりが描かれた茶器について説明してもらいました。また、茶せんを持ち、お茶をたてる仕草を真似てみる場面もありました。

お茶の感想は「あまり苦くなくて、おいしかった。」や「葉っぱの味がした。」など。また、お茶会の雰囲気については「ちょっと緊張した。」と話していました。

大井保育園では、ひな祭にもお茶会を行います。また園庭にある桜が満開を迎える頃に、屋外でお茶をたてる野点(のだて)も予定しています。