ティーンズミュージカル

更新日:平成20年3月26日

ティーンズミュージカル
ティーンズミュージカルティーンズミュージカルティーンズミュージカル
3月26日(水)、ティーンズプラザ冨士見台で、小中高生16人によるミュージカルが上演されました。

品川区では、中高生の活動拠点として児童センターをリニューアル中。ティーンズプラザの愛称で、これまでに6館を整備しました。冨士見台児童センターもこのうちの1つ。平成17年4月に、ティーンズプラザ冨士見台としてホールの照明設備などを充実させました。

ティーンズプラザ冨士見台では、2年前から本格的な舞台づくりに挑戦。ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズの全面的な協力のもと、1年間かけて1つのミュージカルを完成させます。オリジナルの台本による公演は、昨年に続いて2回目。

ミュージカルのタイトルは「ティーンズクエスト~勇気の扉~」。内容は、子どもたちの経験や日ごろ思っていることが題材になっています。いじめがきっかけで部屋に閉じこもるようになった主人公は、突然、ゲームの世界に迷い込み、「もう一つの世界」での冒険や戦いを通して、本当の勇気とは何かに気づくというストーリー。

客席には、児童センターを利用する児童、生徒のほか、保護者や地域の人も大勢かけつけました。ステージはすぐ目の前。上演時間およそ1時間の舞台に、最後は手拍子で出演者と一緒になってミュージカルを盛り上げました。

出演者は4月から月1回、歌やダンスなどミュージカルの基本練習を重ねてきました。ただ、学校行事や部活動とのかけもちで、全員で練習できる機会はあまりなく、中には、中学や高校の受験を控える子もいました。そのため、台本を使っての本格的な練習は3月に入ってから、短期間で集中的に行われました。

公演を終え、子どもたちは「直前は不安になることもあったけど、居残り練習などで乗り越えました。今日は成功です。」と、満足そう。また、2年続けて参加している中学生は「受験生になるけど、できれば来年もやりたい。」と笑顔で答えてくれました。