4月4日、先の米国海軍兵士によるタクシードライバー、高橋正昭さん殺傷事件に対する謝罪のために、在日米海軍司令官のジェームズ・ケリー海軍少将、第5空母打撃群司令官のリック・レン海軍少将が濱野健品川区長を訪問しました。

まず、ケリー司令官は、この悲惨で凶悪な犯罪により、区民に対し恐怖、悲しみを与えたことに深く謝罪をし、二度とこのような事件が起こらないように、更なる努力と、これまで以上に厳しい訓練と教育、再発防止策を講じることを固く約束しました。

濱野区長は、迅速かつ誠意のある行動に敬意を表しながらも慙愧に耐えない思いを伝え、遺族や関係者への謝罪や補償などに十分な配慮と誠意を尽くすように要請しました。

また、品川区は都心への玄関口であり、交通の要所で、タクシー会社・営業所がたくさん存在し、神奈川方面へお客さまをお送りすることは、とても大切な仕事であること、その仕事の最中に高橋さんが殺害されたということは大きなショックであると語りました。ドライバーをはじめ、区民の皆さんへの安全安心確保と米海軍の規律の徹底を強く要請し、ケリー司令官、レン司令官の固い約束を取り付けました。