品川区職員災害初動対応マニュアルを再版

更新日:平成20年4月7日

初動マニュアル111
初動マニュアル333
品川区では、品川区地域防災計画の改訂に合わせて、およそ2,600人強の区職員が、地震発生直後の初動段階に区民の生命、身体、財産を守るために、果たすべき職務について日ごろから自覚を持つことを目的に、およそ半年の期間を費やし、第3版目となる災害初動対応マニュアル(A4版107ページ)を再版しました。

濱野区長は、昨今、新潟県中越地震、石川県能登半島地震、新潟県中越沖地震など大規模地震が頻繁に発生しており、政府の地震調査研究推進本部により今後30年以内にマグニチュード7程度の地震の発生率が70%と予測されていることを危惧し、大震災が発生した時は、区の職員ひとり一人が、迅速かつ適切に災害応急対策や災害復旧が可能となるように、あらかじめ定められた役割、行動、任務に適切に従い行動するために、全職員が、日ごろより「防災担当者」であることを自覚して取り組むことの重要性を鑑み、再版を決定しました。

今回のマニュアルが従前のものと大きく異なるのは、災害対策本部の運営で各担当部署の対応がより具体的に詳しく記載されている点。このことにより万が一、初動対応に精通していない職員でも、マニュアルを確認することで、的確な行動を行えます。

また、防災課では、この対応マニュアルを活用するための研修を6月から7月にかけて全職員に対して開催するために準備を進めています。

なお、品川区地域防災計画の改訂版も同様に完成しました。