城南幼稚園、小学校の子どもたちが恒例のおまつりごっこ

更新日:平成20年5月30日

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5月30日、城南幼稚園と城南小学校の子どもたちが、毎年恒例、楽しみにしている「おまつりごっこ」が行われました。

この「おまつりごっこ」は、この季節の地域の行事である旧東海道の荏原神社例大祭「かっぱ祭り」にあわせ、街道沿いの同幼稚園と小学校1、2年生の子どもたちが、手作りの神輿や山車、地域から寄贈された「城南神輿」を担いで、旧東海道を練り歩く恒例の伝統行事です。

小雨が少し残り、肌寒いあいにくの天気でしたが、まずは、幼稚園の年長組が手作りの神輿を2基、年少組が山車を引っ張って元気よく「わっしょい!わっしょい!」「おーえす!おーえす!」と地元の人たちによる品川拍子の太鼓や笛の音に合わせて練り歩きました。

続いて、小学校の子どもたちは、2年生の担ぎ手による「城南神輿」を真ん中に、鳳凰の代わりカブトムシや虹などを乗せた手作り神輿を前後に各3基従えて、細長い竹製のバチが繰り出す「ドン ドコドコドコ ドンドン」という太鼓に合わせて練り歩きました。

各町会が神酒所作りに精を出している前に来ると、子どもたちは一生懸命に神輿を高く持ち上げ、お祭りをお祝い。品川っ子の恒例行事に地域の人たちは、神酒所作りの忙しい手を止めて、子どもたちの「おまつりごっこ」を見守っていました。

「かっぱ祭り」は、荏原神社の例大祭の通称で、江戸時代から続くお祭りです。五穀豊穣と豊漁を祈願して、今年は、5月30日~6月1日までの3日間行われます。1日10時からは、海から拾い上げたと伝えられるスサノオノミコトの御神面を屋根につけた神輿を船に乗せ、目黒川から海に繰り出し、お台場の海に神輿ごと入り担ぐ、御神面神輿海中渡御(ごしんめんみこしかいちゅうとぎょ)が行われます。