荏原保育園 中高生のための体験学習

更新日:平成20年8月8日

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8月8日、荏原保育園で高校生4人(女子生徒4人)が保育体験をしました。

この事業は、区教育委員会文化スポーツ振興課が行っている「中学・高校生のための体験学習」で、中学生、高校生たちが子どもたちと一緒に過ごすことにより、将来の子育てや家庭生活に必要な知識、技術、人との関わりなどを学ぶとともに進路や職業選択で悩んでいる子どもたちのインターンシップの機会するものです。

この日は、8月6日から始まった3日間コースの最終日。初日は、お互いに緊張し、様子を伺っていた子どもたちも、高校生たちにべったり。子どもたちが膝の上に座り、身体をぴったりと寄せ合っての絵本の読み聞かせやお昼の給食の時には、スプーンやフォークの扱い方などをやさしく手伝ってもらうなど微笑ましい光景が見られました。中には、甘えて寝転がり、抱き起こしてもらう子、お昼寝の時に背中をやさしくトントンしてもらって安心して寝入る子もいて、優しいお姉さん先生たちは、一人前の保育士のような雰囲気を醸し出していました。

兄と姉を持つ高校3年生は、「父も保育士で、その仕事や話しを聞いて育ち、保育士になりたいと思いました。信頼関係がやっとできてきたのに、今日が最終日で寂しいです」と話し、2人姉妹の妹の高校1年生は、「将来は、小さい子と関わりのある仕事をしたい。3日間は短かった。来年も、ぜひ、体験したいです」と小さい子どもたちと関わることへの意気込みを語りました。

この保育体験コースは、同保育園を含み9園で実施。小学生たちとふれあうすまいるスクールなど4ヶ所と合わせ、13ヶ所で行われ、8月12日には、参加した中学生、高校生が一同に会しての意見交換会が行われます。