都はるみ 制定30周年の品川音頭を歌う

更新日:平成20年10月4日

都はるみ 制定30周年の品川音頭を歌う
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10月4日、品川音頭制定30周年ときゅりあん開設20周年を記念し、きゅりあんで都はるみコンサート2008が行われました。

品川音頭は、品川区民から公募した歌詞に区内在住の服部良一氏が曲をつけ、歌手の都はるみさんに歌ってもらったもの。昭和53年9月1日制定され、今年30周年を迎えました。
5番の歌詞には「昔も今も東京の表玄関誇る町」とあるように、30年前にできた歌ながら、新しい基本構想の「国際都市東京の表玄関」というところに重なるものがあります。
運動会などに取り入れられ、品川区立小学校の卒業生は、誰もが品川音頭を踊れると言われるほど区民に親しまれています。
各地の盆踊りでも踊られ、特徴的な前奏で品川音頭だとわかり、踊りの輪が広がるほどです。

コンサートは昼の部と夜の部の2回講演。チケットは、7月に発売して即日完売。各回1,000人が都はるみさんの歌声に聞きほれました。

品川音頭は、最後から2曲目に2度繰り返して披露されました。
品川音頭はレコードだった音源を、昨年品川区がCD化したがカラオケがなく、都はるみさんの協力で、コンサートに合わせ楽譜を書き起こしてもらいました。

都さんは、歌の前に「私は30年前にこんな素晴らしい音頭を歌っていたんですね。そして品川区の皆さんが30年間踊り続けてくださった。今日は私も30年ぶりに品川音頭を歌います」と話しました。

音頭にあわせ、座席通路で、当時振り付けを担当した品川区民踊連盟の皆さん19人、立会小学校の児童1年生~6年生まで30人が踊りを披露しました。
「簡単なメロディーですから、皆さんもご一緒に」という都さんの呼びかけで、観客も手拍子を打ちながら、大きな声で歌いました。
中には、座席に腰掛けたまま一緒に踊る人もいて大いに盛り上がり、30周年を祝いました。