基本構想策定記念「子ども達による公園づくり」がスタート

更新日:平成20年12月6日

子ども達による公園づくり(旗づくり)
子ども達による公園づくり(地図づくり)子ども達による公園づくり(地図づくり)
12月6日、品川区役所で、区立小学校18校の3~5年生、女子15人、男子15人が参加して、子ども達による公園づくりの初めてのワークショップが行われました。
これは、今年4月品川区基本構想が策定されたことを記念し、子どもの自由な発想を取り入れた公園をつくろうというもの。このような公園づくりの方法は全国的にも珍しい取り組みで、品川区では初めてのことです。子ども達は3倍を超える応募があり、抽選で選ばれました。

今日は初顔合わせ。まずは仲良くなろうと体操などで心と体をほぐした後、これから一緒に活動する「あべこべ家族」という5グループに分かれました。
これは、区職員や学生が子ども役で、5年生がお父さん・お母さん、3、4年生がおじいちゃん・おばあちゃんになった家族。子ども達にもちょっと大人になった気分になってもらい、子どもの自由な発想に大人の目線も加えて公園づくりを考えてもらう目的があります。

先ずは、自分達の思い出の詰まった布や、小さい頃の服、靴下などを持ち寄り、それをつなげてグループの旗にし、家族のシンボルを作りました。
その後、学校から家までの道を絵に描き、いつも遊んでいるところを家族に紹介。「タマゴ公園で遊ぶ」「秘密基地でカードゲーム」「近くの空き地でだるまさん転んだ」など、話が弾みました。

ワークショップに参加した三木小学校5年生の男子は、「広くてみんなが集まる公園をつくりたい」。日野学園3年生の男子は、「サッカーや野球ができる公園。温水プールも」と夢が膨らみました。

今後2回目を1月18日(日)に行い、あべこべ家族で、街に出て、商店街や町の人にインタビューしたり、障害者の方から話を聞いてバリアフリーの考えを学んだりします。
2月中旬には、公園見学をし、3月上旬には、アイデアをまとめて、年度末には発表の場を設けます。子ども達のアイデアを基に、平成21年度に設計作業に入る予定です。