しながわ水族館生まれのアマクサクラゲの赤ちゃん

更新日:平成21年1月19日

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しながわ水族館(勝島3-2-1 しながわ区民公園内)では、水族館で生まれた「アマクサクラゲの赤ちゃん」(1月14日~未定)とテレビコマーシャルで一躍有名になった氷の妖精「クリオネ」(5月11日まで)の展示をはじめました。

アマクサクラゲは、扁平な形をしていることが特徴で、傘縁からは16本の触手が伸び、傘の内側に長い4本の口腕がある夏によく出現するクラゲです。本州南部以南の海で見られ、特に天草地方でよく見られることから、この名前が付けられています。およそ1~3センチの稚クラゲがユラユラと展示水槽の中を遊泳しています。

また、氷の妖精の異名を持つ和名「ハダカカメガイ」、およそ1センチほどのクリオネの水槽展示も同時に開始されています。クリオネは、巻貝の足に相当する変化した翼(翼足)を持ち、自然の海の中では海流に逆らって自由に泳ぎ回ることができないので、海流に流されながら漂う生活をしている生物です。冷水性で、北極圏を含む北大西洋と北太平洋に分布し、日本近海では、北海道北部から北東部で流氷の接近する2月頃から姿を現します。

しながわ水族館では、人気のイルカ・アシカショーをはじめ、海の中で、懸命に生きている小さな生物も見ることができます。

 しながわ水族館
 入館料:大人1,300円、小中学生600円、4歳以上300円
 ※区民割引アリ
 開 館:10:00~17:00(入場は16:30まで)
 休館日:火曜日

また、水族館のあるしながわ区民公園の梅林では、緋梅(赤)や冬至(白)という梅の木が花をほころばせはじめ、蝶千鳥、淡路など他種の梅の木も蕾を膨らませ始めています。