新型インフルエンザ対策で修学旅行を延期

更新日:平成21年5月18日

新型インフルエンザ感染防止にご協力を
品川区は、新型インフルエンザの国内感染が確認されたことを受け、今週区立中学校(2校)が計画していた関西方面への修学旅行を延期することとしました。

品川区では、かねてより国内での発生は避けられないと判断し、先月の28日に危機管理本部を設置。昨日5月17日、第5回の品川区危機管理対策本部を開催しました。
修学旅行見合わせは、本部席上、区長、教育長出席のもとで検討し、当該学校と調整のうえ、本日各家庭に通知したものです。来週以降の修学旅行は、感染拡大の状況により判断します。

これまで、正しい情報提供のため広報しながわ号外を配布してきましたが、感染拡大防止のため、手洗いやマスクのつけ方、発熱の際の相談先等を掲載したパンフレット2万3,000部(写真)を公立小中学校・幼稚園・保育園の各家庭に配布します。
また、私立中学校高等学校・各種学校等に感染拡大防止の呼びかけを行いました。

また、本日8時30分から、濱野健品川区長が職員向け放送で「今後、新型インフルエンザの発生状況(人数・地域等)、症状(毒性等)などに応じて適切な対策をとるよう、また、区民をインフルエンザから守るためにも、職員自らがインフルエンザにかからぬように、うつさぬように」という訓示を行いました。
これを受けて5月18日、実務者レベルの連絡会を開催。区施設や業務の縮小、イベント休止の判断基準を確認しました。
ただし、現状では、区内で新型インフルエンザの発症は確認されておらず、該当はありません。
正しい情報を知って、落ち着いて行動しましょう。