シニアのための男の手料理教室

更新日:平成21年5月22日

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5月22日(金)、「シニアのための男の手料理教室」が始まり、男性14人・女性1人が参加しました。

一人暮らしまたは、自分で食事を作る必要のある65歳以上の男性が対象で、全10回コースです。「毎日の健康はバランスのとれた食事から」を合い言葉に、男性でもできる簡単で栄養満点の料理を実習し、買い物の仕方や、食材の保存方法、一人分だけ簡単につくれるレシピなどを学ぶびます。

これは、仲間作りや介護予防を目的として東京ガスと(社)長寿社会文化協会と連携して、平成18年度から実施しているもので、今年度は、2会場で春秋の2回行われます。

今日のメニューはピーマンと肉の炒め物、トマトと卵のスープ、ご飯。
まずはご飯です。初めてご飯を炊く参加者もいて、講師から分量の量り方、研ぎ方を教わります。
水の分量は慎重に測り、眼鏡をはずして、覗き込む姿も見らました。

ピーマンと肉の炒め物は、最初に材料を切るところから始まります。ピーマンを千切りにし、豚肉を一口大に切り、ねぎ、しょうが、にんにくをみじん切りにします。豚肉はしょうゆ、酒で下味をつけます。講師の「下味をつけることで料理が格段においしくなります」とのアドバイスに、参加者は感心して聞いていました。トマトと卵のスープは、干しえびのだしを使っていて、本格的な味に仕上がりました。

今回最高齢の参加者は94歳の男性。「普段は娘に料理を作ってもらっているが、娘の負担を軽くするために料理を始めようと思った」と話し、ピーマンの千切りに挑戦しました。料理は初めてということだったが、手際よく包丁を使い、「初めてにしてはうまい」と誉められていました。他の参加者は「定年になり、時間に余裕ができたので料理に興味を持った。」「妻に教室を勧められて参加した」などと話していました。

また実習は4つのグループに分かれて行われ、各グループには今までの料理教室の参加者がボランティアでリーダーとして参加者をサポートしていました。
料理教室の最終日には、自分たちが作りたい料理を作り、懇親会を催す予定です。