6月19日午後7時から、中小企業センターのパソコン室で、町会、自治会の担当者を対象に、ホームページ作成講習会を行いました。
この事業は、町会や自治会の活動を広く紹介し、引っ越してきた人などの加入促進、若い世代の地域活動への参加促進などを目的に区が実施しているもので、今年が2回目。昨年度は、30町会・自治会の広報担当者等35人が参加し、4町会のホームページが立ち上がっています。今年度は、本日と明日の2回実施し、21町会・自治会の26人が参加します。
講師は、昨年に引き続き明治大学地域連携本部にお願いしました。

講習会では、まず、すでにホームページを立ち上げている平塚二丁目町会の担当者が事例を紹介。海外に転出した人が見られるとか、最新情報が掲載できるなどの利点だけでなく、「町会の行事を掲載すると、写真を配る手間がはぶける」とか「操作がわからなくなったらそのままにして助けを呼ぶ」など実体験に基づいた話があり、受講生も頷きながら聞いていました。

また、昨年度この講習会に参加してホームページを立ち上げた大井水神町会からは「技術的な心配よりも、何を発信するかを決めるのが大切」と、まずは開設準備委員会4人を決め、とことん話し合ったことが成功の鍵だったと紹介。
その後の継続のためには、「文章を書くのが好きな人、筆まめな人が適任」「更新日を決めて集まると逆に情報が遅くなる」「持ち回りで更新するならノートパソコンがお勧め」など、町会で長く続けるコツを披露してくれました。

続いて、ホームページ作成の実技。比較的高齢の方が多かったが、講師が使いやすいテンプレートを用意し、操作も比較的スムーズ。
講師からも「かっこいいホームページを作ると次の人が続けられなくなります。より多くの人ができるように簡単で便利なホームページにしましょう」と説明があり、ホームページの操作にとどまらず、運営のアドバイスまで踏み込んだ講習会になりました。