地域国際交流懇談会開催

更新日:平成21年6月24日

地域国際交流懇談会
地域国際交流懇談会地域国際交流懇談会
6月24日、品川区内の大使館、領事館や、姉妹都市・友好都市締結国の大使館員など12カ国15人(インドネシア、コロンビア、ザンビア、セルビア、タイ、ブルネイ、ミャンマー、マリ、モーリタニア、スイス、ブラジル、ペルー)が区役所に集まり、区職員などと懇談会を開きました。参加した各国の意見を聞き、地域の交流を深めるのがねらいで、自治体としては珍しい取り組みです。

これまでは品川区の国際交流事業は姉妹・友好都市との交流などが中心でしたが、これからは地域で身近な交流を進めていくことにも力を入れることとしたものです。
本年4月組織改正を行い、国際担当を配置しました。

まずは、濱野品川区長から「品川区で暮らす外国人が増加傾向にあり、外国人も区民まつりや防災訓練に積極的に参加してもらいたい、まずはお互い顔見知りになりましょう」と挨拶があり、会場のあちこちで名刺交換をする姿が見受けられました。

自己紹介などの後、意見交換が行われました。
タイからは「国際交流のイベントや料理教室を行いたいので、会場など協力していただきたい」、コロンビアなど数カ国からは「昨年NPOまちづくり大井が開催した第1回大井フェスタに参加してとてもよかった。今年も参加したい」など積極的な意見がでていました。
区内在住外国人へのサポートに関する意見の中で、防災訓練について知りたいという要望もありました。
また、区内大使館等が一堂に会することは初めてで意義のあることとの意見もでました。
区は、今回の意見を参考に地域での国際交流を進める具体案を検討していく予定。

なお、7月18日(土)には、八潮地区区民まつりで、コロンビア共和国大使館の協力でコロンビアの伝統音楽「バジェナト」を披露することになりました。ほかに、区内5箇所の区民まつりで国際交流事業の紹介や、子ども向け国際交流クイズの実施なども予定しています。ぜひお出かけください。