二輪車交通安全出動式

更新日:平成21年6月26日

二輪車交通安全出動式1
二輪車交通安全出動式2二輪車交通安全出動式3二輪車交通安全出動式4二輪車交通安全出動式5二輪車交通安全出動式6二輪車交通安全出動式7
6月26日(金)、品川区役所の駐車場で「二輪車交通安全出動式」が行われました。

品川区では、今年度、区の名称とマークの入った二輪車用ボディプロテクターを45着購入し、区の職員が職務で二輪車を使用する際に、必ず着用することになりました。また、警察署で開催する二輪車実技講習会へ貸し出すことにより、ボディプロテクターの着用促進を図ります。職員への二輪車用ボディプロテクターの着用義務付けは、自治体としては全国初のことです。

平成19年の区内の二輪車乗用中の死傷者数は、原動機付自転車(原付)を含め437人で、自転車乗用中の死傷者数とほぼ同数となっており、全死傷者数に占める割合が大きく、重大事故に発展する可能性が極めて高くなっています。また、警視庁によれば、死亡事故における致命傷となった主部位は頭部が約5割、胸腹部が約4割を占めており、ヘルメットに加え、ボディプロテクターの着用が提唱されています。

これまでは、二輪車運転者に対する交通安全教育は主に警察署で行っていましたが、区でも対策を実施していく必要があると考え、二輪車用のボディプロテクターを購入し、着用促進のためのPRと、職員が万一事故に遭った際の負傷の軽減を図ることにしました。

出動式には、区職員のほか、区内の5つの警察署、警視庁第二方面交通機動隊など、70人が参加。出動職員の服装点検の後、濱野区長は「二輪車の死亡事故のうち5割が頭部、4割は胸腹部が致命傷になっています。ヘルメットで頭部を、プロテクターで胸腹部を守っていただきたい」と挨拶。

区の幹部職員が見送る中、真新しいプロテクターを装着した職員が白バイ隊に先導され、区役所を出発しました。