立会川環境美化運動

更新日:平成21年7月7日

立会川環境美化運動
立会川環境美化運動立会川環境美化運動
「川の日」である7月7日、河川環境美化を啓発する「立会川環境美化運動」が実施されました。この運動は地元21町会や4商店会と地元の住民で構成する「立会川周辺うるおいプロジェクト」と、品川区、東京都下水道局・建設局、大井警察署が合同で行っているもので、今年で13回目の恒例行事。約130人が参加し、啓発活動とともに清掃活動を行いました。

立会川の河口部から月見橋までの約750メートルの間、立会川駅前や商店街のアーケードを練り歩き、河川の清掃・美化啓発活動、川沿いの道路清掃活動が行われました。立会川では平成14年からJRのトンネルからの地下水を流し入れ、水質改善を行っています。活動の途中に訪れた「ぼらちゃん橋」は、平成15年にボラの大群が現れ話題となった橋で、本間敏明副区長が浜川小学校の5年生26人と鮫浜小学校の2~4年生10人と一緒に花壇の花を植え替えました。また、隣の弁天橋では短冊の飾り付けを行い「品川区が安全であります様に」や直前にボラの説明があったこともあり「魚博士になりたい」などの願い事が書かれていました。

立会川では2年前から高濃度酸素溶解水による水質浄化に着手しています。今年はさらなる効率化を図っており、本間副区長は「効果を高めるため潮の満ち引きに対応できる装置を7月1日より稼動しております」とますますの立会川の美化に期待。月見橋付近ではこの日もボラの幼魚が群れで泳いでおり、参加者からは「このあたりは大分きれいになったね」との声が上がっていました。