11月7日、山中小学校内に整備された「山中いきいき広場」の10周年を祝うイベントが行われ、大勢の皆さんがお祝いしました。

山中いきいき広場は、品川区で唯一学校の中に整備された地域の皆さんの交流の場です。
平成11年10月31日にオープン。会員の皆さんの特技や知恵を活かして、パソコン・絵手紙・生け花・折り紙・料理・健康太極拳・囲碁・手作りなどの教室を開いたり、山中小学校の子ども達にお茶やお華の指導をしたりしてきました。

会場入口には、会員の指導によって小学生が活けたお華が所狭しと並べられ、お客様をお迎えしました。また部屋には、各教室で学んだ皆さんの作品が展示されました。
10年間の歴史を記した年表が張り出され、来場した方には記念品として古帯をリサイクルして作ったティッシュ入れが配られました。
ティッシュ入れは手作り教室の皆さんが作り、パソコンで作った絵手紙作品を取り込んだ熨斗が貼られ、会員の皆さんが10周年をとても喜んでいることが伺われました。
　
隣のランチルームはイベント会場に早変わり。
大八木会長のお神楽、獅子舞、詩吟に合わせての華の活けこみ、ハーモニカ演奏、濱野健区長と木下健康福祉事業部長のピアノとフルートの演奏などが披露され、会場を埋め尽くした地域の皆さんから大きな拍手が送られました。
また、観客の皆さんには、会場でたてたお茶が振舞われ、お茶を運ぶのは、山中小学校の子ども達がつとめました。

挨拶に立った濱野区長は「山中いきいき広場は、会員の皆さんが自主的に教室などを企画し運営し、それを区が支援するという「協働」の先駆者です。これからも、山中小学校の子どもたちに輝く姿を見せ、また追随する他の施設のお手本となっていただきたい」とお祝いを述べました。