人命救助の区民消火隊員に感謝状を贈呈

更新日:平成21年11月13日

感謝状を贈呈
感謝状を贈呈2懇談のようす
11月13日、小山二丁目の火災で人命救助をした区民消火隊員の兼平昌利さんに、濱野品川区長から感謝状が贈られました。

この火災は9月29日午前3時10分ごろ、一人暮らしの男性(85歳)の工場から出火。
兼平さんが、煙と炎の中、危険を顧みず、逃げ遅れたこの男性を2階から救助したものです。兼平さんの勇気ある行動に消防総監感謝状が贈られ、新聞各社にも掲載されました。
品川区長も「夜の火事は大変に恐怖心を覚えるもの。兼平さんの勇気ある行動は、区と区民の誇りです」とその行動を讃えました。

感謝状贈呈式の後、兼平さんは、濱野区長、小山二丁目東部町会の斉藤会長らと懇談。
現場に駆けつけると、思ったより煙が立ち込めていて、水を頭からかぶって家の中に飛び込んだ。知り合いの女性が脚立を支えてくれたなど、緊迫した様子を説明しました。
濱野区長は、改めて兼平さんのとっさの救助活動を讃えるとともに、日ごろの区民消火隊の活動について「仕事と両立するのは大変だと思いますが、がんばってください」と激励しました。