外国人のための文化財めぐり

更新日:平成21年11月14日

荏原神社1
荏原神社2着物姿に興味津々品川橋
11月14日(土)、「外国人のためのしながわ文化財めぐり」が開催され、区内在住の外国人8人が参加し、神社やお寺など、旧東海道周辺の文化財を見学しました。

品川区では、区内に暮らす外国人が約1万2千人、総人口の3.3%となり、増加傾向が続くなか、外国人が地域に溶け込めるよう、居住する地域への理解を図るとともに、地域行事やイベントなどへ気軽に参加・交流できる体制の整備を進めています。

今回は、区内在住の外国人に、地域への理解と愛着を深めてもらおうと、しながわ観光協会の「ガイドTOKYO・しながわ」と「ガイドしながわ」の会員が、品川の歴史や文化財を英語で案内しました。

参加者の国籍は、インドネシア、英国、中国、フィリピン、米国の5カ国。あいにくの天気で参加者が予定より減ったものの、午前9時30分に京急・新馬場駅に集合し、品川神社、東海寺、荏原神社、「品川宿交流館 本宿お休み処」などを見学しました。

参加した外国人は、荏原神社で、ガイドから英語で「この神社は創建709年。1300年もの歴史があるのです」との説明を受けると、驚きの表情を見せ、思わず声を上げていました。また、七五三のお参りに来ていた女の子の晴れやかな着物姿を見つけると、参加者は急いでバックからカメラを取り出し、「ビューティフル!」と、シャッターを押していました。