WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志選手が来庁

更新日:平成22年2月9日

内山チャンピオン来庁
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2月9日(火)、ワタナベボクシングジム(東五反田5-28-12)に所属するWBA世界スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志選手(30)が、ベルトとグローブを持参して濱野健品川区長にタイトル奪取の報告をしました。同選手は1月11日に行われたタイトルマッチで、12回TKO勝ちを収め、品川区内のボクシングジム所属選手として初となる男子世界王者となりました。

東五反田にある同ジム所属選手としても初の男子世界王者で、渡辺会長は「品川区で初めてで、ジムでも初めてで慣れないことばかりです」と開口一番うれしい悲鳴を漏らしました。サイン入りグローブをプレゼントされ、内山選手の拳をじっと見つめた濱野区長は「すごい手ですね。本当にすごい。品川区の誇りです」と感心した様子で話しました。

30歳でタイトル奪取と遅咲き王者の内山選手は「アマチュアで120戦近く戦いました。21歳くらいでやっと結果ができてきたが、それまではなかなか勝てませんでした。これ以上伸びない、限界だと思ったこともありましたが、今思えばやり続けることが大事なんだと思います」と苦労した時代のエピソードを披露。濱野区長に「チャンピオンで追われる立場は大変ではないですか」と問いかけられると「自分より相手の方が強いという気持ちでやってきましたから、油断はないので大丈夫です」と力強く言いました。

早ければ5月に初防衛戦を行う予定で、渡辺会長は「品川区は住みやすいですし、恩返ししないと。何か地域のために貢献できる場があれば、ぜひお願いしたい」と話し、濱野区長から「いいモデルとなってください」と託された内山選手は「なんとか、そうなれればいいと思います」と話しました。