区役所屋上庭園で幼稚園児が田植え

更新日:平成22年5月19日

屋上庭園で田植え1
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5月19日(水)、品川区役所(広町2-1-36)屋上庭園の田んぼで、区立二葉幼稚園(二葉1-3-24)の子どもたち15人が田植えを行いました。

区役所屋上(総合庁舎・第二庁舎)には、ヒートアイランド現象の緩和等を目的に庭園が設けられ、開庁日の午前9時から午後5時まで(冬季は4時まで)一般開放されています。草花やハーブ、野菜などを育てていますが、植栽の世話や水遣りは、職員ボランティア約30人が当番で、早朝や昼休み等を利用して行っています。

この田んぼもボランティア職員が管理していて、大型プランターにビニールシートを敷き、土と水を入れた手作りで、大きさは約17平方メートルです。平成18年から始まった田植えは今年で5度目です。毎年の田植えや稲刈りは、都会の子どもたちに土に触れる楽しさを知ってもらい、米がどのように育つかを楽しみながら学んでほしいと、近くの幼稚園児を招いて行っています。

昨年は、悪天候や新型インフルエンザの流行で、ボランティア職員が田植えをし、稲刈りを子どもたちが行い、約12キログラムのもち米を収穫しました。

この日、屋上に到着した子どもたちは、早速裸足になり、職員ボランティアの誘導で3人ずつ田んぼに入り、順番に稲を植えました。始めは「やだ、泥!」と言っていた女の子も、田植えを始めると徐々に泥にも慣れてきて「楽しい!」と笑顔で作業していました。

今回、田植えをしたのはモチミノリというもち米で、10月には幼稚園児を招いて稲刈りをし、餅にして食べる予定です。