ぷりすくーる西五反田の園児が料亭で初釜

更新日:平成24年1月23日

ぷりすくーる西五反田の園児が料亭で初釜
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1月23日(月)、乳幼児教育施設「ぷりすくーる西五反田」(西五反田3-9-9)の園児23人が、料亭「秀」(中延5-6-3)の協力により初釜を楽しみました。

「ぷりすくーる西五反田」は、教育と保育の新しい連携を目指して設立された公設民営保育園。NPO法人子育て品川の小俣昌道代表理事と次世代育成に積極的な同料亭が、縁あって初釜を始めました。

この日は、同園で行われている伝統文化の継承という取り組みの一環で、料亭の本格的な座敷の中、山田副区長、鈴木品川区議会議長ら正客を迎えてのお茶会。表千家の「結柳」が活けられ、厳かな雰囲気の漂う会場に一人ひとり、緊張した表情であいさつをしながら入り、着席しました。

初釜が始まると、お菓子が配られ、普段は園で元気いっぱいはしゃぎまわっている園児ですが、この時ばかりは「お先に」「どうぞ」と、かしこまった様子で礼儀作法をこなしていました。お抹茶が運ばれてくると、「秀」が用意した子ども用の特製茶碗をしっかりと両手で包みこむようにいただくなど、一連の作法を披露しました。

初釜の後は、筝曲を鑑賞。「ふるさと」や「サザエさん」の主題歌など、園児にも馴染みのある演目の披露に多くの園児が歌詞を口ずさんでいました。約45分の初釜の間、園児たちは終始正座をしており、最後に小俣代表理事は「長い時間の正座、よく我慢できました」と園児たちに話して掛けていました。