「スマートシェア倶楽部・大崎」コミュニティフォーラム

更新日:平成24年1月26日

スマートシェア倶楽部・大崎1
スマートシェア倶楽部・大崎2スマートシェア倶楽部・大崎3スマートシェア倶楽部・大崎4スマートシェア倶楽部・大崎5
1月26日(木)、ニューオータニイン東京(大崎1-6-2)で、地域の企業、住民等が主体となって設立された、地域の繋がりを強化する地域コミュニティ「スマートシェア倶楽部・大崎」のコミュニティフォーラムが開催されました。

「スマートシェア倶楽部・大崎」は、エネルギー、環境、防災など、地域の課題に自律的に取り組むコミュニティとして、平成23年12月に設立し、EVカー1台から、シェアリング事業を試行運行しています。

これは、EVカーのシェアリングをとおして、地域コミュニティの中での資産の共有・活用を図り、温室効果ガスの排出抑制につなげていくもので、東京都の100%補助事業として、区が立ち上げ支援を行いました。今後は、EVカー2台による本格運用を実施し、拡大していきます。

「スマートシェア倶楽部・大崎」には、EVカーの利用だけでなく、設備や運用経費の提供も行う企業を対象とした「プレミア会員」と、EVカー利用のみを行う「一般会員(個人等)」の2種類があり、倶楽部の運営は、大崎駅周辺地域内の都市空間の効率的な維持運営と地域活性化のまちづくりに向けて設立された、一般社団法人大崎エリアマネージメントが行っています。

今後は、「スマートシェア倶楽部・大崎」の会員間で、グリーン電力証書購入や、国内クレジット制度の活用など、地球温暖化防止対策の一環として温室効果ガス排出抑制の取り組みを進めていく予定です。

フォーラムでは、濱野区長が「大崎は副都心として再開発が進み、品川区で1番新しいまちとなっています。“新しいまちで、新しい取り組みがされる”とても素晴らしいことで、今後のますますの発展を期待しています」と挨拶しました。

また、会員を代表して、株式会社明電舎の稲村代表取締役社長が、「地域の財産を共有して、地域の絆を強くする一端となるよう、このコミュニティを成長させていきたい」と、代表宣言を行いました。

続いて、株式会社日本総合研究所の武藤さんから、災害に強く、環境に配慮したまちづくりに向けた、倶楽部の今後の取り組みなどについて詳しい説明がされたほか、交流会も開かれ、登録会員の募集も行われました。