伝統の技と味 しながわ展 職人発案!江戸うんちくTシャツ販売

更新日:平成24年1月28日

伝統の技と味 しながわ展
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1月28日(土)、品川区立総合区民会館(きゅりあん)で、「伝統の技と味 しながわ展」が開催され、精錬された職人の技を間近で見ようと多くの人で賑わいました。

これは、区内で育まれた伝統と歴史をもつ職人の技と味を、広く知ってもらおうと、伝統工芸保存会会員25人が一堂に会し、毎年行われています。

今回は、品川職人組が制作した「江戸うんちくTシャツ」が発売されました。Tシャツは、北斎漫画などをテーマにした絵柄ひとつひとつに、ちょっとした風刺やうんちくが謎解きのように隠されたデザインで、職人の遊び心満載。
品川職人組は、手描き友禅、仏彫、銀細工、浮世絵摺り、提灯文字、表具など伝統工芸保存会の職人で構成され、様々なジャンルの伝統技をコラボレーションさせて再構築した製品を生み出し、伝統の魅力を現代の人々に日常的に楽しんでもらえるような作品を発信していくことを目指しています。
 
このほか、会場では子どもたちが木片を自由に組み立てて遊ぶことができる職人とのふれあい教室も開かれており、親子で来場しても楽しめます。子どもと訪れた男性は「普段は見れない職人さんの作業が見れるのでおもしろい。小さな子どもが遊ぶところもあるので飽きずにいられる」と話していました。

同展は、29日(日)も10時~17時まで開催されています。