木造住宅密集地域の住民と意見交換会

更新日:平成24年2月19日

木造住宅密集地域の住民と意見交換会
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2月19日(日)、区役所で、防災上危険とされる木造住宅の密集地域を、燃え広がらない・燃えないまちにするため、地域住民との「木密地域不燃化促進意見交換会」を開催しました。
これは、東京都が今年度から実施している木密地域不燃化10年プロジェクトの一環として、地域住民と都、特別区が意見交換をするもので、特別区では、葛飾区、台東区、中野区に続いて4区目です。
今回、対象となったのは、東京都が公表している「地震に関する地域危険度測定調査」で、総合危険度がワースト100以内に入っている西品川地区。この日は、同地区の住民約30人が参加しました。
まずはじめに、阪神・淡路大震災の当日、神戸市の消防隊員として当直勤務をしていた野村勝さんが講師となって、消火栓から水が出なかったなどの実体験を披露。道路、公園が未整備な場所などの危険な地域の特性を挙げ、有事の際には「自らの地域は自らで守るしかない」と共助の重要性を説きました。
続いて、東京都都市整備局市街地整備部防災都市づくり課の山崎弘人課長が、品川区の木密地域は火災危険度が高いことを説明した上で、不燃化してないケースとしたケースでの延焼シミュレーションをスクリーンを使って解説しました。
その後、意見交換の際に現在の道路や公園の整備状況などについて参加者から質問があり、区、都の双方から回答を行いました。